LED(Light Emitting
Diode)は発光現象を伴う半導体であり、1993年に青色LEDの開発、1996年白色LEDの実用化により携帯電話や電光表示機器、アミューズメント機器、等に次々に採用され、今後は自動車や液晶テレビにも応用検討が進み、蛍光灯や白熱電球に替わる次世代光源として注目を集めています。
特に白色LEDは、従来のランプ型では無く表面実装(SMD)型が主流になりつつあり、様々なパッケージ形状での研究開発が進められています。
また、LEDそのものは光の指向性が強い事が特徴で、表面実装(SMD)型では要求される光学特性に応じた形状の樹脂レンズを搭載する事で、光学特性をコントロールする手法が用いられてきました。
このレンズ材料としては、COP、アクリル樹脂、PC樹脂等が用いられてきましたが、LEDの高輝度化に伴う発熱や、LEDが発する紫外線領域にも及ぶ短波長光により黄変や強度低下などの品質劣化が懸念されています。
そこで、最近ではこれらに代わるレンズ材として、耐熱性、耐候性に優れ、環境にやさしいシリコーン樹脂が注目され、シリコーンレンズが上市され始めましたが、本格的な普及には量産性が重要課題となっておりました。